ポケモンスリープは無課金で十分? プレミアムパスが要る人・要らない人

月明かりの寝室で枕元のスマホに睡眠グラフが表示され、左側の青い夜の光の中と右側の金色の光の中でそれぞれ小さな生き物たちが眠り、右側には王冠や結晶、クッキー、プレゼント箱のアイコンが多く浮かぶイメージ

ポケモンスリープは無課金で十分続けられます。課金しても睡眠時間は増やせず、図鑑集めもカビゴン育成も課金なしで進むためです。差がつくのはスリープポイントの量と育成用の「たね」。月980円のプレミアムパスの中身と、直近500件のレビューから確かめました。

Pokémon Sleep(ポケモンスリープ、ポケスリ)は2023年7月19日の配信から4年目に入りました。2026年9月21日時点でApp Storeの売上は21位、評価は4.50(202,361件)です。

結論から書くと、無課金でも続けられます。翌朝に集まるポケモンは、その晩の睡眠と、日中に育てたカビゴンの大きさで決まります。課金で睡眠時間は増やせないので、進み方に一番効くのは、毎晩きちんと眠って計測を続けることです。

差がつくのは、睡眠で貯まる「スリープポイント」の量と、ポケモンを育て込むための一部のどうぐです。月980円のプレミアムパスに入ると、受け取るスリープポイントがおよそ倍になり、無課金では手に入りにくい「サブスキルのたね」を毎月1個交換できるようになります。

比べるところ無課金プレミアムパス(月980円)
睡眠計測のスリープポイント1日最大100(7時間睡眠なら82前後)上の分に、毎日100を上乗せ
毎月の特典なしスリープポイント1,000といいキャンプチケット1枚
毎日のボーナスサブレフレンドポイント3フレンドポイント4(ボーナスサブレ+)
7時間睡眠を30日続けた場合の目安約4,500約8,500
交換所ノーマル交換所ノーマル交換所とプレミアム交換所
睡眠データ閲覧できる範囲に制限ありすべて閲覧でき、メモも書ける

目安の数字は、満月のころに開かれる「グッドスリープデー」の上乗せ(3日間で合計2,000ポイント。2025年9月以降の各回で同じ)を含めた計算です。どう数えたかは後で説明します。

図鑑を埋める、カビゴンを育てる、イベントで幻のポケモンに出会う、という本筋は課金なしで追えます。プレミアムパスを考えるのは、気に入ったポケモンを高いレベルまで細かく育て込みたくなってからで十分です。以下、その根拠を公式のお知らせとサポートページ、App Storeの直近のレビュー500件から確かめます。ゲームの基本はPokémon Sleepの紹介ページにまとめています。

課金では変えられないもの

睡眠スコアは、眠った長さで決まる

公式サイトの睡眠計測の説明によると、睡眠スコアは「睡眠時間の規則正しさと長さの2点」で評価されます。公式の説明ではありませんが、スコアは睡眠時間に比例し、8時間30分で上限の100に届くとされています。この計算だと、7時間なら82前後、6時間なら71前後です。

朝に集まるポケモンの数と種類は、この睡眠スコアと、日中に育てたカビゴンのエナジーを掛け合わせた「ねむけパワー」で決まるとされています。課金で手に入るどうぐはカビゴンを育てる側には効きますが、睡眠スコアそのものを上げるものはありません。

1日の回数と、ポイントの上限

公式のサポートページでは、次のように決められています。

  • 睡眠リサーチは1日2回まで。日付は朝4時に切り替わる
  • 睡眠計測でもらえるスリープポイントは1日100まで(プレミアムパスでは200まで)。1回目で100もらうと、同じ日の2回目ではもらえない
  • 計測を忘れたときは、30時間前までの睡眠を手で登録できる。ただし睡眠リサーチは行われず、ノーマルパスではスリープポイントももらえない

さらに2025年のアップデートで、1日に合計11匹以上をリサーチした場合、11匹目以降の報酬(アメ、ゆめのかけら、リサーチEXP)が減るようになりました。昼寝で回数を稼いでも伸び方には限りがあり、ここも課金では変わりません。

このゲームの進み方の土台は「毎晩眠って計測する」ことで、ここには課金の入る余地がありません。

課金で変わるもの

課金の入口は、月額のプレミアムパス、ショップで使うダイヤ、1回だけ買える300円の「おためしバンドル」の3つです。ガチャはありません。

プレミアムパス(月980円、6か月4,900円)

価格は2026年10月6日時点のApp Storeの表示です。中身はサポートページの説明によると次のとおりです。

  • 睡眠データや統計を無制限に閲覧できる
  • 毎日のボーナスサブレが「ボーナスサブレ+」に変わる
  • 睡眠計測のたびに、1日1回ボーナススリープポイント100
  • スリープポイントの「プレミアム交換所」が使える
  • 毎月1回、いいキャンプチケットとスリープポイント1,000
  • 3か月ごとの継続特典(無料トライアル期間は含まない)
  • 睡眠データにメモが書ける

継続特典の中身はサポートページには書かれていませんが、ばんのうアメL、サブスキルのたね、ゆめのかたまりMが1個ずつとされています。途中で一度でもノーマルパスに戻ると、継続の数え直しになります。

この一覧で見落とされやすいのが、ボーナスサブレ+です。毎日1枚もらえるボーナスサブレは、ポケモンのフレンドポイントを3上げます。これが+になると4に増えるとされています。仲間にするのにフレンドポイント5が必要なポケモンなら、無課金ではボーナスサブレのほかにポケサブレが2個、プレミアムパスなら1個で足ります。毎日ポケサブレを1個ずつ節約できる計算で、後で書く「ポケサブレが足りない」という悩みに直接効くのは、スリープポイントの上乗せよりもむしろこちらです。

6か月プランは4,900円で、1か月あたり約817円です。1か月プランを6回続けるより980円安くなりますが、途中でやめても残りの期間分は戻りません。Android版はプランを切り替えると継続特典の数え直しになるとされています。1か月プランで2〜3か月続けてから、6か月に移るかを決めるのが無難です。

解約しても、それまでに受け取った特典やアイテムは使えます。睡眠データも消えず、閲覧できなくなるだけです(解約後に長期間たつと削除される場合がある、とサポートページにあります)。

無料トライアルは、サポートページにその存在が書かれていますが、期間は書かれていません。初回に限り2週間とされています。何もしなければ有料に切り替わるので、試すだけなら始めた日に定期購入の解約まで済ませておくと安全です(解約してもトライアル期間は最後まで使えるとされています)。6か月プランで始めると、切り替わったときに4,900円がまとめて請求されます。レビューにも「いつのまにか課金がされており6ヶ月4900円?」という星1がありました。覚えのない請求があったときの手順はスマホゲームの誤課金は返金できるかにまとめています。

スリープポイントは、どれくらい差がつくか

冒頭の表の目安は、次のように数えました。

無課金で毎晩7時間眠ると、睡眠スコアは82前後なので、1日82ポイント、30日で2,460ポイントです。ここに、毎月の満月のころ3日間開かれるグッドスリープデーの上乗せが入ります。2026年9月の開催では、満月の日に1,000、前後の日に500ずつ、合わせて2,000ポイントでした。合計で約4,500ポイントです。

プレミアムパスでは、毎日の100と毎月の1,000が加わり、30日で4,000ポイント増えます。7時間睡眠なら約8,500ポイントで、無課金のおよそ倍です。

ポイントの使い道は交換所です。ノーマル交換所ではポケモンを仲間にするポケサブレが1個150ポイント(月30個まで)とされているので、無課金の1か月分はポケサブレ30個分とほぼ同じです。プレミアム交換所では同じものが1個100ポイント(月10個まで)で、メインスキルのたね(ポケモンのメインスキルのレベルを1つ上げる)は、ノーマル交換所の3,600ポイントに対して1,800ポイントです。

いちばん大きい差は、サブスキルのたねです。同じ一覧では、交換できるのはプレミアム交換所だけ(月1個、1,400ポイント)です。無課金で手に入る道は、年に数回売られる期間限定パックくらいで、2026年は2月の「ポケモンデー2026パックM」(1,200ダイヤ)と7月の「3周年記念パックL」(3,000ダイヤ)に1個ずつ入っていました(公式のお知らせ)。無償のダイヤを貯めておけば届きますが、プレミアムパスなら毎月1個と3か月ごとの1個が入るので、差ははっきり出ます。レビューでも、星4の「無課金でも充分に楽しめますが、あと少しだけサブスキルの種を入手できるようにして欲しいです」、星3の「サブスキルの種を無課金でも入手できるようにして欲しい」と、名指しで挙がっていました。

ダイヤ

ダイヤはショップで使う通貨です。App Storeでの価格(10月6日時点)は次のとおりで、まとめて買うほど1個あたりが安くなります。

ダイヤ価格1個あたり
60個120円2.00円
260個480円1.85円
620個1,100円1.77円
1,500個2,400円1.60円
3,100個4,800円1.55円
7,000個9,800円1.40円

これとは別に、300円の「おためしバンドル」があります。2026年7月から2027年2月まで売られているvol.6の中身は、ダイヤ500個(有償150個とボーナス350個)、ポケサブレ10個、いいキャンプチケット1枚で、1回だけ買えます(公式のお知らせ)。少しでも課金するつもりがあるなら、最初に見るのはこれです。

ダイヤで買うのは、主に期間限定のパックです。2026年10月の「料理ウィークパック」は、250ダイヤ、1,200ダイヤ、3,000ダイヤの3種類でした。中身はポケサブレ、ポケモンのアメ、特定のポケモンを呼び寄せる「おこう」などで、3,000ダイヤのものにはメインスキルのたねが1個入っています。パックの中身は事前に公式サイトで告知され、ランダムで決まるものはありません。

ダイヤは無課金でも少しずつ貯まります。毎日のデイリーギフト、決めた時間に寝る「ねむりの約束」のごほうびスタンプ、ウィークリーミッションを合わせて、週に100個ほどという試算があります。3,000ダイヤのパックなら7か月に1回ほどの計算になります。ポケモンボックスや食材バッグは120ダイヤで20枠ずつ広げられるとされているので、無償のダイヤは容量の拡張に回すだけでもかなり助かります。レビューにも「アイテム、食材のバックは最大にしている(課金しなくてもダイヤが貰えることが多いため可能)」という星5がありました。

いいキャンプチケット

プレミアムパスで毎月1枚もらえ、おためしバンドルにも入っているのがいいキャンプチケットです。サポートページによると、使うと7日間、次の効果があります。

  • その日1回目の睡眠リサーチで来るポケモンが1匹増え、その1匹は確実にサブレをあげるチャンスになる
  • 料理のなべの容量が1.5倍
  • おてつだいのスピードと、おてつだいポケモンが持てる数が1.2倍

ショップで単品を買うと500ダイヤとされています。ダイヤの価格に直すと700円から1,000円ほどにあたり、月980円のプレミアムパスにはこれが毎月1枚入っている、という見方もできます。

お金を出すなら、どの順番か

順番商品価格向いている人
1おためしバンドル300円(1回だけ)少しだけ課金してみたい人。500ダイヤといいキャンプチケットで、ダイヤ単体より割安
2プレミアムパス1か月980円ポケサブレが足りない、サブスキルのたねが欲しい人。まず無料トライアルで試す
3プレミアムパス6か月4,900円(月約817円)1か月プランを続けて、やめないと決めた人
4ダイヤ120円〜9,800円特定の期間限定パックがどうしても欲しい人

1,100円で買えるダイヤは620個で、いいキャンプチケット1枚(500ダイヤ)でほぼ使い切ります。プレミアムパスはそれより安い980円で、同じチケットにスリープポイント約4,000とボーナスサブレ+が付きます。続けて遊ぶつもりなら、ダイヤより先にこちらです。

プレミアムパスを考えてよい目安

ここまでの内容を、自分に当てはまるかで確かめられるように並べ直します。次のうち2つ以上に当てはまるなら、1か月だけ入って差を確かめる価値があります。

  • ノーマル交換所のポケサブレ(月30個)を毎月使い切っても、仲間にしたいポケモンにサブレが足りない週が続く
  • サブスキルのたねを使いたいポケモンがいる。無課金では年に数回の期間限定パックを待つしかない
  • メインスキルを上げたいポケモンが何匹もいて、ノーマル交換所の月1個(3,600ポイント)とショップの月1個では追いつかない
  • EXモードに入った、またはカビゴン評価がマスター18に近い。EXチケットはプレミアム交換所なら半分の100ポイントで交換できる
  • 毎月スリープポイントが足りず、交換したいものを諦めている
  • 睡眠データを長い期間さかのぼって見たい、メモを残したい

逆に、次に当てはまるうちは要りません。

  • 始めてまだ1か月たっていない。最初の7回の計測で付く4,200ポイントのほうが、パスの1か月分の上乗せより多い
  • 寝顔を集めること、図鑑を埋めることが目的で、特定のポケモンを育て込むつもりはない
  • 月末にスリープポイントが余っている
  • 計測しない夜が多い。毎日のボーナス100ポイントは、その日に計測しないと受け取れない
  • 睡眠の記録は、直近の分が見られれば十分

入ってみて、1か月たってもスリープポイントが余り、たねを使う相手もいないなら、ノーマルパスに戻して困ることはありません。受け取った特典はそのまま使えます。

無課金で続けたとき、どこで差を感じるか

最初の数週間は、差はほとんどない

始めたばかりの時期は、「かけだしリサーチャー特典」で、チュートリアルの後の睡眠計測7回分に、1日1回600ポイントのボーナスが付きます(公式Xとサポートページ)。7回で4,200ポイントで、プレミアムパスの1か月分の上乗せより多い量です。1週間のリサーチを終えるごとに、フィールドのボーナスも上がります(2025年7月のVer.2.10.0で、全フィールドの合計が250%に達するまで15%ずつに引き上げ)。

ポケサブレと食材バッグで、最初の窮屈さが来る

続けていると、まずポケサブレが足りなくなります。レビューにも「ポケサブレが常に不足するため、好きなポケモンをゲットするには効率化を意識したプレイが必要になる」(星1)という声がありました。無課金では、スリープポイントをほぼポケサブレに回すことになります。

食材バッグの容量も早めに窮屈になります。ここは無償のダイヤで広げられる部分で、ダイヤはパックより先に食材バッグの拡張に使うのが定番の使い道です。

育て込む段階で、たねの差が出る

ポケモンが揃い、特定のポケモンのスキルを詰める段階に入ると、サブスキルのたねとメインスキルのたねの差が効いてきます。無課金でもメインスキルのたねはノーマル交換所で月1個交換できますが、3,600ポイントはポケサブレ24個分です。2025年7月からはショップでも月1個、ダイヤで買えるようになりました(900ダイヤとされています)。無償のダイヤが週に100個ほどなら、2か月で1個の計算です。運営は2026年9月に、フレンドポイントを貯めてメインスキルのたねなどがもらえる機能を今冬に追加すると告知しています(Ver.3.8.0のお知らせ)。

EXモード(カビゴン育成の難易度が上がる代わりに報酬が増えるモード)は、ワカクサ本島のカビゴン評価でマスター18に達すると解放されます。挑むには「EXチケット」が必要で、ノーマル交換所なら200ポイント、プレミアム交換所なら100ポイントです(公式のお知らせ)。ここまで来て、効率を詰めたくなった人がプレミアムパスを考える、という順番が自然です。

幻や伝説のポケモンは、無課金でも出会える

幻のポケモンのミュウとダークライは、毎月の新月のころに開かれる「ニュームーンデー」で、すべてのフィールドに出るようになっています。出会えなかった日が続くと、次に出会うまで少しずつ出会いやすくなります。2026年9月のミュウツーのイベントでも、ミュウツーを呼び寄せるどうぐの材料は睡眠リサーチで集める形で、パックはそれを早めるものでした。

運営は2026年4月に、幻のポケモンとの出会い方を見直し、グッドスリープデーでも出会えるようにする方向を検討していると告知しています(公式のお知らせ)。レビューにも「課金しなくてもレアポケモンに出会えるイベントもある」という星5がありました。

評価4.50の中身

売上上位100本の中では、真ん中より少し上

2026年9月21日時点の売上上位100本で、App Storeの評価の中央値は4.47でした。Pokémon Sleepの4.50は100本中43番目です。評価の付き方の傾向はApp Storeの評価は当てになるかで調べています。

直近500件のレビューを読む

App Storeに書かれたレビューを新しい順に500件集めました(投稿は2026年3月6日〜10月5日、取得は10月6日)。内訳は星5が143件、星4が82件、星3が81件、星2が68件、星1が126件です。文章を書く人は不満を持った人に偏りやすいので、この比率は満足度としては読めません。見るのは、何に不満が集まっているかです。以下の件数は、その言葉をタイトルか本文に含むレビューの数で、1件が複数の項目に数えられることがあります。

課金への不満は少数でした。「課金」「ダイヤ」「プレミアム」「サブスク」「月額」「有料」のどれかを含むものは500件中33件で、星1と星2の194件に限っても15件です。その中には、プレミアムパスについて「交換所で多少、少ないスリープポイントで交換できるので、(中略)圧倒的に有利になるわけではない」(星2)という声と、「ポケモンスリープをしっかりやろうとすると月額契約のパスが必須だと思う」(星5)という声の両方がありました。

不満の中心は別のところにあります。星1と星2の194件のうち、「計測」「測定」を含むものが45件、「面倒」「めんどう」「めんどくさ」「手間」「いちいち」「時間がかか」のどれかを含むものが33件、「バグ」「不具合」「エラー」「落ち」「フリーズ」のどれかを含むものが33件で、どれかを含むものは90件(46%)でした。「落ち」には「寝落ち」のような別の意味のものも2件混じっています。

  • 計測:「10時間近く寝ても5時間計測とかザラです」(星2)。眠っているのに起きていたと判定される、という書き方が目立ちます
  • 手間:「早く寝たいのにきのみや食材の回収及び料理の選択やバッグの整理などをして割と時間がかかるのが鬱陶しい」(星1)。演出を飛ばせない、タップの回数が多い、という指摘が繰り返し出ています
  • 不具合:タイトル画面から進めない、計測中にアプリが落ちる、など

一方、星4と星5の225件では、「かわいい」「可愛」「癒」「寝顔」のどれかに触れたものが57件、「早寝」「習慣」「睡眠リズム」「生活リズム」「規則正し」のどれかに触れたものが21件ありました。「毎日同じ時間に布団に入る習慣付けが出来ました」(星5)、「毎日決まった時間に8時間寝たら充分強くなれます」(星5)のように、続けた結果が生活の側に出ている、という書き方です。

4.50は、課金の重さではなく、計測の精度と操作の手間に不満を残しながら、寝顔のかわいさと睡眠の習慣づけを評価している数字と読むのが正確です。

スマホを枕元に置きたくない場合

計測はスマホだけでできます。公式サイトのおすすめは、電源につないだまま、布団の上に画面を伏せて置く形です。熱がこもるので布団や枕で覆わないこと、と注意書きがあります。サポートページには、充電中に熱くなる場合は、十分に充電してからケーブルを外して計測する方法も書かれています。

スマホを布団に置くことに抵抗があるなら、ほかの方法が2つあります。

スマートウォッチ

Apple Watch、Galaxy Watch、Google Pixel Watch、Fitbit、Garminのスマートウォッチで計測した睡眠を取り込めます(対象の機種は公式サイトのDevicesページで確認できます)。すでに持っているなら、新しく何かを買う前にこちらを試すのが先です。

Pokémon GO Plus +

株式会社ポケモンが出している専用の機器で、希望小売価格は6,578円(税込)です。ボタンを押して睡眠を計測でき、連携するとゲーム内にナイトキャップをかぶったピカチュウが現れてカビゴンの育成を手伝います。累計の計測時間に応じて、ダイヤも最大500個もらえます(公式サイト)。Pokémon GOでも使えます。

ただし、なくても遊べることは公式も明言しています。レビューでは「睡眠中はアプリも開かなくていいし、スマホも電源を切って充電しておける」(星5)と評価される一方で、品薄も続いています。2026年7月9日にポケモンセンターオンラインなどで再販された際も、すぐに売り切れたと報じられました(ガジェット通信)。レビューにも「公式発売のポケモンGOプラスプラスは高額転売でしか基本買えなくなってる」(星2)という声があります。定価を大きく超える値段で買うほどの差は、ゲームの中にはありません。

なお、スマートウォッチやGO Plus +から3件以上の睡眠データをまとめて読み込むと、最新の日の1回目を除いて「まとめてリサーチ」になり、ポケモンのげんきが回復しません(サポートページ)。毎朝アプリを開いて取り込むのが前提です。

最初の1週間でやること

  1. 寝る時間を決めて「ねむりの約束」を設定する。守るとごほうびスタンプが押され、ダイヤなどがもらえる
  2. 毎晩、睡眠計測をする。最初の7回は1日600ポイントのボーナスが付くので、取りこぼさない
  3. 計測を忘れた朝は、30時間以内に睡眠データを手で登録する。リサーチは行われないが、おてつだいポケモンのげんきは回復する
  4. スリープポイントは、まずポケサブレに使う。気に入ったポケモンを仲間にする機会を逃さないため
  5. 無償のダイヤは、食材バッグの拡張のために取っておく
  6. 課金するかどうかは、1か月ほど続けてから決める。少しだけなら300円のおためしバンドル、育て込みたくなったらプレミアムパス、の順で考える

2026年10月時点で開催中・予定のもの

ここだけは期限のある情報です。2026年10月6日時点で公式サイトに告知されているもので、時間はいずれも日本時間です。期限を過ぎたものは、この記事のほかの部分の判断には影響しません。

内容期間
「メインスキルのたね(ルチャブル)」の配布(期間内にログインした人が対象)10月9日3:59まで
デカ盛り!料理ウィーク vol.3(タマゲタケ、モロバレルに出会いやすい。なべの容量2倍、日曜は4倍)10月12日3:59まで
第18回ニュームーンデー(ミュウとダークライの特別ピックアップ。新月は10月11日)10月10日4:00〜13日3:59
ポケモンすくすくウィーク vol.6(睡眠EXPと1日1回目のアメが1.5倍)10月12日4:00〜19日3:59
ミュウ育成プレゼント(累計7日のログインで、ゆめのかけら合計17,000個とミュウのアメ151個)11月9日3:59まで

ゆめのかけらはポケモンのレベル上げに使うので、始めたばかりでも受け取っておく価値があります。

ハロウィンのイベントは、2024年は10月18日、2025年は10月15日(予告)に告知されました。2026年分は10月6日時点では発表されていません。

向いている人、向いていない人

向いているのは、毎晩だいたい同じ時間に、ある程度の長さを眠れる人です。このゲームの進み方は、課金よりも睡眠の長さと続けた日数で決まります。7時間眠る人が無課金で1か月に受け取るスリープポイントは約4,500で、課金していなくても伸びしろはそこにあります。

寝顔を集めること自体を楽しめる人にも向きます。レビューで最も多く褒められているのはここで、課金を気にせずに続けている人の声も目立ちます。

向いていないのは、睡眠計測の正確さを第一に求める人です。直近のレビューで最も多い不満は計測の精度で、医療目的で使うものでもありません。寝る前と朝の操作に時間を取られたくない人も、手間の多さに不満を持ちやすいはずです。

ポケモンを高いレベルまで育て込み、スキルを詰めることを目標にするなら、無課金では時間がかかります。そこを急ぎたい人にとっては、月980円のプレミアムパスが現実的な選択肢になります。

まとめ

  • 2023年7月19日配信。2026年9月21日時点でApp Storeの売上21位、評価4.50(202,361件)
  • 進み方は睡眠スコアとカビゴンの大きさで決まる。睡眠スコアは課金で上げられない
  • 無課金でも、7時間睡眠を30日続けると約4,500のスリープポイントが入る。プレミアムパス(月980円)なら約8,500
  • 差がつくのは、プレミアム交換所でしか交換できないサブスキルのたね、半額で交換できるメインスキルのたね、毎日ポケサブレ1個分を浮かせるボーナスサブレ+
  • 課金するなら、300円のおためしバンドル、プレミアムパス1か月、6か月の順。ダイヤの直接購入は最後
  • ガチャはない。ダイヤで買う期間限定パックは中身が事前に告知される。無償のダイヤも週に100個ほど貯まる(試算)
  • 幻のポケモンには、毎月のニュームーンデーで無課金でも出会える
  • 直近500件のレビューで、課金に触れたものは33件。不満の中心は計測の精度、操作の手間、不具合
  • Pokémon GO Plus +はなくても遊べる。スマホを布団に置きたくない人は、手持ちのスマートウォッチを先に試す

毎晩眠って計測を続けられるなら、無課金で十分に続けられます。プレミアムパスは、ポケモンを育て込みたくなってから考えれば間に合います。

眠る代わりに歩くことで進む作品については、ピクミンブルームは無課金でどこまで遊べるかで同じように調べています。

ゲームの基本情報とダウンロードはPokémon Sleepの紹介ページにまとめています。

ゲームバイブル編集部

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